タンザニア・キリマンジャロ(5896m)登山とタンザニアサファリ(2007年8月2日〜17日)サファリ

タンザニア・ラエトリ 関野メモリイ

サファリの日程 ○は予定変更

8月10日(金) アルーシャ−マニャーラ湖(泊)

8月11日(土) マニャーラ湖−ロボ(泊)

8月12日(日) ロボ−セロネラ(泊)

○8月13日(月) セロネラ−オルドバイ−ラエトリ見学−ンゴロンゴロ(泊)

○8月14日(火) ンゴロンゴロ−アルーシャ(泊)

8月15日(水) アルーシャ−ナイロビ−

8月16日(木) ドバイ(泊)

8月17日(金) ドバイ−香港−関空

サファリへ出発


8月10日(金) アルーシャ8:00発−マニャーラ湖 (レイクマニャーラH泊)

 サファリのドライバー兼ガイドさんと8:00にホテルで待ち合わせ。今日はマニャーラ湖まで行きサファリの予定。下着、化粧品、衣類などを買いたかったが、買えるようなところが見つからず断念。衣類は上から下まで2セットを洗いながらを使い回しすることにし、化粧品はないので関空で買った日焼け止めクリームだけ。強烈な日差しに耐えられるか心配だがどうしようもない。それにしても関空で日焼け止めを買い足しておいてよかった。保険をかけてきたのだからドバイで衣類や化粧品を少しでも買っておけばよかったが、まさか荷物がなくなってしまうとは思わなかった。後の祭りである。
 アルーシャの町を抜けるとすぐに両側は草原というより原っぱ。乾燥している。タンザニアのサファリはどうだろうか。8月はヌーなどの草食動物がケニアに移動するためセレンゲティには動物が少ないと聞いているのだが。途中の休憩で恐ろしいことに気づく。ホテルで息子が日本円からタンザニアの現地通貨に両替してもらったのだが、一桁少なくもらっていたのだ。慌てて、ドライバーさんに電話をしてもらい、幸い確認ができて不足分をもらえることになった。ただ問題は、これから街を離れてサファリに出るため、どこでそのお金を受け取れるのかがわからないことだ。手違いによって、手持ちのドルが心もとないので、早く受け取りたいのだが。この国ではカードを使うと手数料がかかるのであまり使いたくないのだが、ロッジでの飲み物はカード払いにしなくてはいけないだろう。全く次々と問題が起るものだ。
途中の町

トイレ休憩をした土産物やさん。

隣の学校。子供たちがサッカーをしている。

道路わきに出てきたサル

あちこちバオバブの木が見える。マニャーラ湖の中に入る。
マニャーラ湖のきりん

ゾウ

途中でランチボックスの昼食。いっぱい入っていておいしい。
ここはゾウとキリンが多い。途中でまた問題発生。カメラの充電が切れた。充電器は出てこない荷物の中にある。新品だったのに。これでまた、写真も撮れないわけか。これからは息子とSさんのカメラが頼りである。
 今日のホテルはレイクマニャーラ。プールがありマニャーラ湖が見渡せる素敵なホテルだ。

みんなおしゃれをしているので、少し恥ずかしい。ヨーロッパの年配客が多い。部屋に着くなり洗濯開始。夕食はビュッフェ。種類も多くおいしいのでたくさん食べる。登山も終わったのでこれからは心置きなくビールもワインもOK。ダイアモックスを下さった日本人ご夫婦にお会いする。お2人はギルマンズポイントで私たちのすぐ後に登ってこられたのだ。踊りを少し観て部屋に戻る。

8月11日(土) マニャーラ湖8:00発−ロボ ロボ・ワイルドライフロッジ(泊)

 今日は北西部のロボ地域に移動。乾燥した道を走る。お昼ごはんの場所でまたまたトラブル発生。マニャーラ湖のホテルでランチボックスを受け取るのを忘れたのだ。いいホテルだったからランチボックスもきっとおいしかったと思うが残念。ドジな話である。
駐車場近くの丘でSさんが持ってきたドライフルーツなどを食べる。変な色のトカゲがたくさんいる。

草原の中にコビエ(岩)が見える。

 最近ロボ地域にはあまり動物はいないらしい。ただし、川があるのでかばは多い。
しまうま

だちょう

かば

水牛

ヌー

ヌーの行列。マサイマラへ移動するのか。

ホテルは岩を利用した雰囲気のある建物。


私たちは広い部屋に入れてもらう。すてきな部屋だ。すぐ近くにキリンがやってくる。部屋にいながらキリンが見える。ハイシーズンだけあって、ロッジは観光客でいっぱいだ。食事時は満員。イタリア人が多いような印象。ワインで乾杯。

8月12日(日) ロボ8:00発−セロネラ セロネラ・ワイルドライフロッジ(泊)

 今日はゲームドライブをしながらセレンゲティの中心部に移動する。乾燥して埃っぽい道。

やはり草食動物は少なめだ。お昼は公園で。今日はちゃんとランチボックスを忘れなかった。


イボイノシシ

早めにセロネラのロッジに到着。ここもまた広い部屋に入れてもらう。洗濯してゲームドライブに出発。チータを見つける。私たちだけ。

夜は、またビュッフェ。例によってワインで乾杯。

8月13日(月) セロネラ−オルドバイ−ンゴロンゴロ ンゴロンゴロ・ワイルドライフロッジ(泊)

 朝食中に、バルーンがすぐ近くに見える。今日はいい天気だから気持ちがいいだろう。


ゾウ

ジャッカル

ゾウの群れ

オルドバイ峡谷。オルドバイは非常に乾燥していて水不足らしい。

オルドバイにある関野メモリイ

博物館を見学して、さあラエトリへと思っていたら、博物館の人からラエトリへ行くには許可が必要で行けないと言われる。ラエトリは人類の足跡が残っている場所で(ここの博物館にある人類の足跡はラエトリのレプリカで今は保護のために埋められているのだが)関野吉晴さんがグレートジャーニーの最終地点として行った所。夫が今回是非行きたいとリクエストした場所だ。予約の段階では何もないのでがっかりするのではと心配されていたが行けるということだったので手配をお願いしていた。いわゆる観光コースではないので難しいのかもしれない。残念だがどうしようもないので、あきらめてンゴロンゴロのロッジへ行く。
 このロッジのテラスからはクレーターが見下ろせてすばらしい眺めだ。

お湯が使える時間に制限があるので、しばらく待つ。夕食はビュッフェ。食事中、みんなで大騒ぎ。玄関のところにゾウが来ているのだ。みんなかわるがわる見に行く。
 ここでドライバーから話があると言われる。オフィスと相談して、明日ならラエトリに行くことができる。ただしラエトリにいく場合は時間がないのでクレーターの中に下りることはできない。どうするかという相談だった。みんなで相談、結局ラエトリに行くことにする。

8月14日(火) ンゴロンゴロ−ラエトリ見学−アルーシャ インパラホテル(泊)

 今日はクレーターの中に下りるのをやめてラエトリに行く。朝食後、車に乗る。クレーターの縁を通って、まず役所へ行く。そこで許可をもらい道案内のガイドさんと銃を持った護衛の警官をのせ、出発。マサイの人たちの集落があちこちに見える。

田舎ののんびりした景色の中を車が走る。サファリもいいけれど、これはこれでいいかも。動物を見つけようという気がないため、本当にゆったりと景色を眺める気になる。遠くにキリンが見える。舗装をしていない、起伏のある道を通っていく。川のようなものを渡る。ようやくマサイの家があるところに到着。そこで、ガイドさんたちがそこの長老と話をする。私たちは車の中で待機。どうやらOKが出たようだ。長老が車に乗り込み出発。長老が案内をしてくれる。ドライバーもここに来たのは初めてだそうで、うれしそうだ。
私たちの車。

これがラエトリの関野メモリイ。グレートジャーニーの記念の碑だ。長老、ガイドさん、警官と一緒に。

足跡は埋め戻されて、石の下。埋め戻された上を歩く。

放牧に来た子供たち。

もう一度車に乗り鳥などの足跡が残っている別の場所に連れて行ってくれる。関野さんはこの長老の家に泊っていたそうだ。日本に帰ったら、関野によろしく言ってくれと言われる。確かに何もないところなのだが、ここに来てよかった。帰りは途中にある病院に寄る。


 朝と同じ場所でガイドさんと護衛の警官を降ろして、急いで国立公園のゲートに向かう。時間をオーバーすると超過料金を取られるのだ。何とか間に合った。途中のレストランで食事をして、買い物に寄る。コーヒーと女性の像を買う。タンザナイトは高すぎて断念。
日本の援助でできた道路を示す看板。日本が作った道はよいのでスピードが出せるそうだ。

アルーシャのホテルへ。ドライバーとはここでお別れだ。ホテルの前。

やや動物の数が少なくサファリとしては物足らない感じがあるが、セレンゲティの広さはすごい。ラエトリも行けてよかった。
 ホテルではまた現実に戻る。荷物は、届いていなかった。また洗濯。ホテルでイタリアンを食べワインで乾杯。明日はケニアに戻り、すぐに飛行機で出発だ。ナイロビで荷物が受け取れるだろうか。

8月15日(水) アルーシャ−ナイロビ発19:15→

 今日はシャトルバスでナイロビまで行きナイロビのホテルでDODOWARLDの係員の方から行きに受け取るはずだった返金分を受け取りドバイへ向かうことになっている。シャトルバスはインパラホテルから出るので、このホテルにしたのだ。今日は補助席ではなく、後ろにゆっくり座る。国境でまた手続きをしてケニアへ。待ち時間に首飾りを売りに来る。Sさんお土産に購入。

空港経由でホテルへ。うまく係員の方と会え、返金していただいた後、昼食。予定通り行きに受け取れていれば気分に余裕があったのに。結局、ナイロビに泊らなかった。タクシーで空港へ。待っている間にもう一度荷物を調べに行く。やはりない。
 19:15ナイロビ発。ドバイへは深夜01:40の到着だ。

8月16日(木) ドバイ(泊) ノボテル

 深夜ドバイ着。また、入国手続きの後、ロストバゲッジの確認に行く。嫌になってしまうがやれることはやっておかなければ。荷物の棚を見て回るが私の荷物はない。こんなにロストバゲッジがあるのかと感心するぐらいたくさんの荷物が置いてある。早くホテルに行きたいが仕方がない。タクシーでホテルへ。とにかく、眠る。
朝、ゆっくり目を覚まして、今度こそタクシーで市内観光に行くことにする。片側5車線の広い道路。外は暑そうで歩いている人は見えない。ショッピングモールで、ブランチ。その後室内スキー場を見学。子供がうれしそうに滑っている。砂漠の蜃気楼のような街にスキー場、信じられない。

マーケットへ行き、船で川を渡る。

夕食はホテルで。日本食フェアとかで、魚が豊富なビュッフェ。値段も1人50ドルと高いがビールも食事もおいしい。ドバイは世界の高級品が集まってくるのか。食事後、空港へ。

8月17日(金) ドバイ00:10発−12:10香港13:10−19:40関空

 
今度は何事もなくキャセイに乗り香港へ。ここでSさんとお別れ。関空へ着いて荷物の引き取り場所で名前を呼ばれる。香港での乗り継ぎ時間が短くて荷物が次の便になってしまったのだ。宅配便で送ってくれるとのことで手ぶらで帰宅。それにしても対応の早さはさすが日本か。
暑い日本の家に帰る。