タンザニア・キリマンジャロ(5896m)登山とタンザニアサファリ(2007年8月2日〜17日)登山

日程(予定) ○は予定変更

 8月2日(木) 関空発10:00(キャセイ航空)−13:05香港16:25−20:45ドバイ
○8月3日(金) ドバイ02:25(ケニア航空)−06:30ナイロビ着 ナイロビフェアビューH(泊)
○8月4日(土) ナイロビ−ナマンガ−アルーシャ−マラング カプリコーンH(泊)
 8月5日(日) マラング−マラングゲート−マンダラハット(2720m)(泊)
 8月6日(月) マンダラハット(2720m)−ホロンボハット(3720m)(泊)
 8月7日(火) ホロンボハット(3720m)−キボハット(4710m)
 8月8日(水) −ギルマンズポイント(5685m)−ウフルピーク(5895m)−キボハット(4710m)− ホロンボハット(3720m)(泊)
 8月9日(木) ホロンボハット(3720m)−マラングゲート()−マラング−アルーシャ(泊)
 8月10日(金) アルーシャ−マニャーラ湖(泊)
 8月11日(土) マニャーラ湖−ロボ(泊)
 8月12日(日) ロボ−セロネラ(泊)
○8月13日(月) セロネラ−オルドバイ−ラエトリ見学−ンゴロンゴロ(泊)
○8月14日(火) ンゴロンゴロ−アルーシャ(泊)
 8月15日(水) アルーシャ−ナイロビ−
 8月16日(木) ドバイ(泊)
 8月17日(金) ドバイ−香港−関空

出発まで

 5月の連休明けから、かねてより登りたいと思っていたキリマンジャロ登山の計画を始めた。大学生の三男と大学時代の友人のSさんを誘い、合計4人の個人手配旅行である。
 しかし5000m以上の高さは未経験で、登れるかどうか全く自信がない。海外登山は9年前のマレーシアのキナバル山のみ。それ以来本格的な山行から遠ざかっており、何よりもそれが問題である。しかし無謀にも行くことを決め、旅行会社と交渉を始めた。
 旅行会社は、10年前に家族でケニアにサファリに行ったときお世話になった道祖神にお願いしていた。しかし、時期がやや遅かったため、航空券の手配もサファリの際のロッジの手配も難航した。結局、航空券の手配とキリマンジャロ登山は道祖神に、登山後のサファリはケニアの旅行会社DODOWORLDにお願いすることにした。しかし出発1週間前になって、ケニア航空の都合で帰りの便が変更になりドバイで1泊しなければならなくなった。そして、後述するが混乱はそれだけではなかったのだ。
 また、肝心の登山の準備もちぐはぐだった。様変わりしている登山用具のうち雨具・ウエアなどは新調したが、登山靴は古いまま。6月〜7月の週末には六甲山に登り準備を始めたが、7月に予定していた富士登山は台風のために行けなかった。息子のみ富士山登頂。どうしても高度順化に不安が残るため、私は事前に2回、低酸素室に行ったが夫は行かなかった。

ビザと予防接種

 今回は、ケニアタンザニアのビザが必要で、どちらも個人で申請し取得した。ケニアは関東在住の息子に頼み、タンザニアビザは大阪の鴻池組の事務所で取得した。
 予防接種は、黄熱病は不要だったが、念のため接種した。10年前のケニア行きのときも接種したのだが、ちょうど10年で有効期限が切れるため。

タンザニアへ出発

2007年8月2日(木) 関空発10:00(キャセイ航空)−13:05香港16:25−20:45ドバイ

 3人でザック3つ、ソフトキャリー2つ合計5つの荷物を預け私達家族は関空発、成田からのSさんとは香港で合流予定である。10年前にケニアに行ったときも帰りが香港経由だったが、今回は新しい空港で乗り継ぎである。成田からの便のほうが1時間半遅いので、空いている椅子で少し仮眠を取る。その後免税店を冷やかし、夫はシャツを買う。
新しい香港の空港

 Sさんと合流し、ドバイ行きに搭乗。21時ごろドバイ到着。4ヶ月前にもドバイ経由でモロッコに行ったのだが、そのときはエミレーツ同士の乗継だったので手続きは必要でなく乗り継げた。今回はキャセイからケニア航空への乗り継ぎで場所がわかりにくいうえ、ケニア航空で乗り継ぎの手続きをしなければならない。ケニア航空の窓口に誰もいないので、後で手続きをすることにして、お店などを見学して休憩。深夜の12:00ごろ乗り継ぎのカウンターに行くとあなたたちの飛行機はキャンセルされたと言われて呆然。午前1:00に出発する飛行機に乗せてくれと交渉するが取り付くしまもない。何人かが同じように交渉しているが、ダメだと言われている。日本人も何人かいる。搭乗カウンターへも行ってみるが、ここでもどうにもならない。結局20人ぐらいが乗れず、ホテル行きの紙を渡された。しかし、荷物は関空で預けたままである。手ぶらで、入国審査の長い行列に並ぶ。深夜だというのに何国人かわからない人でいっぱいだ。送迎車も見当たらずタクシーでホテルへ。結局最後になってしまった。
乗せてもらえなかった人たち

深夜なのにタクシーでいっぱい。蒸し暑い。

 ケニア航空提供のホテルは小さいが、私たちの部屋はスイートか。最後になったため上等の部屋しか残っていなかったのだろう。

しかしぬるいお湯しか出ない。着替えも無しである。今回に限って、化粧品も預ける荷物の中に入れてしまった。ようやく寝たのが午前3:00。疲れた。しかし、これはまだまだ序の口だった。

8月3日(金) ドバイ滞在(予定ではナイロビ到着後フリータイム)

 今後どうするか気になってゆっくり寝ていられない。午前7:00に目が覚めてしまった。ともかく旅行会社のナイロビのオフィスと日本のオフィスに電話をかけ、事情を説明する。私たちが出発後に航空機のキャンセルの連絡があり、午前1:00発の航空機に変更したとのこと。つまり、私たちは前の飛行機に乗れるはずだったのだ。現地の係員の方も迎えに出てくれていたのだが、乗っていないのでどうしたのかと心配していたそうだ。空港で預けた荷物がちゃんとナイロビに着くか確認をすることと、必ず今日出発の便に乗れるようにしてくださいと言われる。
 朝食を食べに行くと、乗り継げなかった人が集まってくる。日本人は親子3人と新婚カップルと私たちの9人、他にウガンダに行くドイツ人女性、ジンバブエに里帰りする女性など。どうしようもないので、とりあえず朝食。ホテルで待機していれば今日の便には乗れるようにすると言われるが信用できない。空港に行って、ケニア航空と交渉し荷物が必ずナイロビで受け取れるように確認することにした。タクシーで空港に行く。ケニア航空は金曜日はお休みで、オフィスは誰もいない。荷物の確認に行くが荷物は大丈夫届くといわれる。だだ広い空港を歩き回って疲れたのでホテルに戻り休憩。フロントで尋ねるが結局丸1日遅れになりそうだ。なにがなんでも今日は乗らなくては。早めに部屋で夕食を食べ、空港へ出発する。
 空港は大荷物を持った人、人、人。荷物1人20キロ制限なんてありえない大きさ。私たちは荷物がないので、人波を掻き分けながら前に進み出国審査を受ける。ケニア航空のカウンターに並んで待つ。他の人たちもやってきた。突然、カウンター変更と言われる。走って別のカウンターに移動する。全くどうなっているのだろう。係員はコンピュータの操作をしているのだがなかなか進まない。ようやく搭乗券をもらう。みんなで記念写真を撮る。
ドバイ空港の人波


搭乗券獲得のために並ぶ。もうすぐだ。

 しかし、飛行機の中に入っても長かった。ずっと待たされる。あれだけの人とあの荷物を積み込んでいるのだから時間がかかるだろう。午前3時ごろようやく出発。眠い。
 

8月4日(土) ドバイ3:00発−ナイロビ7:30着ーアルーシャ−マラング(泊)

 丸1日遅れでナイロビ到着。順調であれば、今日はホテルからシャトルバスに乗って国境越えをするはずだったのに。10年ぶりのナイロビ。しかし空港は暗く、トイレは故障中。荷物が出てくるのを待つ。あちこちに引き取り手のない荷物が放置してある。ひょっとして、、、心配したとおり、私の荷物1つ(ソフトキャリー、サファリ用の衣類、おやつ、ヘッドランプなどの壊れ物、化粧品、本などを入れてある)とSさんの荷物が1つ出てこない。夫と息子は先に外に出て、私たちはロストバゲッジの申請をする。これも人が並ぶ。つまりロストバゲッジがそれだけ多いってこと。でも申請の紙もない。記入を終えようやく、私達も外に出る。
 現地の係員の方と夫、息子、それに日本人の新婚カップルが待ってくれている。タンザニア行きの午前のシャトルバスはもう出てしまったので、新婚カップルの車に便乗して、タンザニアとの国境近くまで行き、シャトルバスに追いつければ追いつき、ダメならそこからタクシーでアルーシャまで行くのだ。
 私たちを乗せてくれた車。新婚カップルとドライバーに感謝!

ドライバーが猛スピードでシャトルバスを追いかける。カップルには申し訳ないが、ありがたい。10年前に来たときもこの道を通ったはずだが、覚えていない。あのときも飛行機が大幅に遅れたんだった。国境近くのナマンガでトイレ休憩をしているシャトルバスに追いついた。車からバスの屋根に荷物をほおリ投げ、バスに乗り込み出発。カップルとはここでお別れ。彼らは、今日はアンボセリへ。
 シャトルバスは満員だった。すぐに国境。入国手続きに待たされて時間がかかる。ここでビザを取る人もいる。

ようやく出発。眠いが補助席なので背もたれが低くて寝られない。


途中でメルー山が見えてくる。おなかもすいてきた。ようやく14時ごろアルーシャ到着。ちゃんと迎えの人が待っていてくれた。近くのインパラホテルで遅い昼食。登山終了日はここに宿泊予定なので、出てこなかった荷物はここへ届けてくれるという。
 ここから、登山基地のマラングへ出発。ようやくタンザニアへ入ったと言う実感がわいてくる。途中で登山中に必要なペットボトルの水を調達する。今日のカプリコーンホテルに到着。今日は何か会合があるらしく、身なりのよい人たちが続々とやってくる。私たちのガイドさんを紹介される。荷物が届かないため足りないものをレンタルすることにして別棟の建物に行く。
今夜のベッドルーム。素敵な部屋だ。部屋によってベッドカバーが違う。もっとここでゆっくりしたかった。

レストランに戻ってようやく夕食。水が豊富で熱いシャワーを浴びて寝る。化粧品がないのは困る。しかし、登山の日程は予定通りいけそうだ。ナイロビで1日予備日を取っておいてよかった。

登山開始

8月5日(日) マラング−マラングゲート(1800m)−マンダラハット(2720m)(泊)

 朝7:30ごろから朝食。レンタル道具を持ってきてくれる。幸い私たちは主な登山用具を入れたザック類は出てきたのでストックとヘッドランプだけをレンタルするが、Sさんは衣類や帽子ストックなどをレンタルした。登山に必要でない荷物をホテルに預ける。
 9時ごろ車で出発。歩いて教会に行く地元の人たちを見る。今日は日曜日なのだ。10分ぐらいでマラングゲート着。

ゲートで手続き。


たくさんの人がいる。頂上まで行かないで、このあたりをトレッキングする年配の人たちもいる。ランチボックスを持ってゆっくり出発。ここも1800mぐらいある。少しずつ高度を上げたほうがよいためここでゆっくりするそうだ。森の中を歩く。


わらびが生えている。

ポーターさんたちは別の道を通る。横に川が流れている。水が豊富だ。途中で休憩してお昼ご飯。パンと、チキン、ジュースなど。おいしい。

ここは、いわゆる熱帯雲霧林。水分が多いので木から長い髭のような苔が垂れ下がっている。緩やかな登りで、マンダラハット到着。

定員4人の部屋が背中合わせになってそれぞれに入り口がついた小屋。コンパクトだが中は清潔。

ガイドさんと少し上のクレーターまで登りに行く。小屋のすぐ近くの木の上にコロブスモンキーがいる。白と黒の長い毛のお猿さん。長い手足で、木から木へ渡り歩く。




ジャイアントロべリア。大きいです。


クレーター。霧が出てきてしっとり。

クレーターを眺める。

これが食事棟。みんな集まるので場所取りがたいへんだ。

私たちの目印は赤いチェックのテーブルカバー。グループによってテーブルカバーが違う。夕食は温かいスープなどどれも予想以上においしい。

国際色豊かだ。

小屋に帰って寝る。

[以下、時間を書いたデータをなくしてしまったので時間の詳細を省く。登りなどの所要時間はほぼコースタイムどおり。登山時の出発時間、食事開始などは同じ行程のグループの中では、いつも1、2番手の早さだった。チーフリーダーの指示に従っただけだが、私達も早寝早起きだったのでやりやすかった。]

8月6日(月) マンダラハット(2720m)−ホロンボハット(3720m)(泊) 約5時間の行程

 朝、洗面器の熱いお湯とともに起しに来てくれる。大名旅行だ。朝食後7時ごろに出発。私たちは早いほうだ。ここからは、登山客もポーターも同じ道を登る。
ジャイアントセネシオ

すぐに樹林帯を抜ける。少しずつ高度を上げて行く。歩きやすい道。
霧の中を歩く。


ランチは見晴らしのいい場所で。


遠くにキリマンジャロが見える。

昨日とは違って空気が乾燥している。起伏はあるがなだらかなので1日で1000mずつ高度を上げているとは思えないくらい楽だ。ホロンボハット到着。ホロンボハットも4人一室の小屋に入る。


すでに富士山の頂上と同じ高さ。少し散歩に出かける。ここはこれから登る人と、登って降りてきた人たちが一緒になる場所だ。登頂した人は疲れているがうれしそうだ。私たちは登れるだろうか。
少し上がるとこんな風景が。

日本人のご夫婦に会う。今日は高度順応日で明日私たちと同じようにキボハットへ行くそうだ。ロストバゲッジになり、ダイアモックス(高山病の予防薬)も持っていないというと、後でご主人がわざわざ私たちの小屋まで持ってきてくださった。ありがたくいただく。
食事の準備。

食事は別棟。量もたっぷりでおいしい。食べ過ぎないように。

テーブルによって食事が違う。

寝る前に迷ったが、私と息子はダイアモックスを半錠ずつ飲んで寝ることにする。夜中にトイレに起きたら、満天の星だった。

8月7日(火) ホロンボハット(3720m)−キボハット(4710m) 約6時間の行程

 今朝も、お湯を持ってきてくれて、身支度をし朝食。調子は悪くない。
これから出発。いい天気。

少し登ってホロンボハットを振り返る。


キリマンジャロがきれいだ。


最後の水場近くで休憩。


この後から草もない乾燥した道を行く。広い場所だ。これから歩いていく道が遠くまで見渡せる。見たことのない景色。右に奇妙な形の山が見える。ポーターたちは頭に荷物を載せ、歩く。とてもまねできない。登って降りてくる人とすれ違う。首尾を訊く。
マウェンジ峰



昼食後、Sさんの調子が悪くなる。大丈夫だろうか。実は私達もあまり余裕がない。息子は調子よく先に行く。少し遅れて私達。Sさんもゆっくり進む。キボハット到着。
お茶を飲む人たち。

今夜は大部屋だ。2段ベッドの上下に荷物を置く。Sさんはベッドに横になっている。登れるだろうか。息子は調子がよいようで、すぐに休まず100mぐらい高いところまで登りにいく。私達も少し登る。高度順化はできている気がするが、自信はない。
少し高度を上げる。

キボハットを見下ろす。

 夕食はトマト味のシチュー。今回の食事の中で一番おいしいが、食べ過ぎないように自重する。夫は食べなかった。

8月8日(水)キボハット(4710m)−ギルマンズポイント(5685m)−ウフルピーク(5895m)−キボハット(4710m)−ホロンボハット(3720m)(泊)

仮眠を取って、軽く熱いコーヒーとビスケットを食べ23:30出発。Sさんは登るのを断念した。
ガイド3人と私、夫、息子の合計6人で登る。真っ暗な中、ヘッドランプをつけて登る。途中から足取りが急に重くなってきた。それに眠い。前を行く大グループの中から2人が降りていく。5歩ぐらい歩いては休み、また進むという状態。ストックに身を預けてハアハアと息をする。暗くてどこがどうなっているかわからないのもつらい。途中でチーフガイドが指示し息子はガイド1人と先に行く。私たちは牛歩の歩みだ。今までこんなにしんどいことはない。眠くてたまらない。
 それでも何とか登る。薄明るくなってきた。ギルマンズポイント到着。



よく登れたものだ。狭いところだ。写真を撮る。手が冷たくてなかなか思うように動かない。ちょうど日が昇リ始めた。夫に声をかけるが表情がない。チーフガイドが夫の様子を見て、ウフルピークまで行かずに下りることを提案。私も一緒に下りることにする。チーフが夫を抱えるようにして下りる。私は自分でゆっくり下りる。こんなところだったのか。ようやく明るくなって周りが見える。ガラガラとした歩きにくい道だ。下りは走って下りる。あっという間にキボハットの小屋に到着。あれだけ苦労して登ったのに。Sさんはホロンボハットまで先に出発。私たちは寝袋に横になって息子の帰りを待つ。息子到着。ウフルピークまで行ったそうだ。しかし、ギルマンズポイントからウフルピークまで1時間もかかってしんどかったそうだ。
ギルマンズポイントからウフルピークへの道。





キボハット

簡単に食事をし、出発。今日はホロンボハットまで下りるのだ。
チーフガイドのデイビッド。かっこいいでしょう。

それにしても長い道。ようやくホロンボハット到着。4人1室の山小屋だが、前とは場所が違う。Sさんに会う。元気になったそうだ。ここまで下りると空気が濃い気がする。
夕食。

8月9日(木) ホロンボハット(3720m)−マラングゲート(1800m)−マラング−アルーシャ(泊)

 今日は山から下山して、アルーシャの街まで行く。荷物が届いているとよいのだが。ゆっくりと下る。
あっという間にマンダラハット。

わずか4日前に同じ道を登っていったとは思えないほど、余裕がある。
マラングゲートで登頂証明書を書いてもらう。下りてきた人、これから登る人でゲートの周りはたくさんの人がいる。

お世話になったポーターさんたちとコックさんとはここでお別れ。1人ずつにチップを渡す。料理はいつもおいしかったし、準備も早かった。ガイドさん3人と一緒に、行きに泊ったホテルで私たちだけ昼食。ガイドさんたちは外のテーブルで待っている。キリマンジャロビールで乾杯。
ホテルのレストラン。お花がきれい。


キリマンジャロビールで乾杯。

 

チーフから登頂証明書をもらう。ウフルピークまで登った息子は金色の、ギルマンズポイントまで登った私と夫は緑色の縁の証明書だ。ガイドさんたちにもお世話になった。てきぱきとサポートしてくれた。チップを渡し、レンタル用品を返し、預けていた荷物を受け取り、ここでさようなら。ドライバーと一緒にアルーシャの街まで帰る。途中で息子の証明書だけラミネート加工をしてもらう。途中の大きなバオバブの木のところで休憩。



コーヒーの木

アルーシャのインパラホテル到着。私たちの荷物は届いていない。私のサファリ用の衣類はすべてソフトキャリーの中。山の衣類で使えそうなものの洗濯を始める。そこへフロントから夕方の便で荷物が届くという連絡。ただし1つだけ。どっちかな。しかし待っても待っても届かないので、7時に夕食。ホテルの中華料理を食べることにする。なかなかおいしい。
 夕食を終え、フロントで尋ねると荷物が届いていた。Sさんのものだった。私のはどこへ行ったのだろうか。もし、これから荷物が出てきたとしても、明日からサファリなのだから、受け取るのは旅行の終わりのナイロビしかない。衣類は買うことができるだろうか。

サファリ出発

8月10日(金) アルーシャ−マニャーラ湖(泊)

8月11日(土) マニャーラ湖−ロボ(泊)

8月12日(日) ロボ−セロネラ(泊)

8月13日(月) セロネラ−オルドバイ−ラエトリ見学−ンゴロンゴロ(泊)

8月14日(火) ンゴロンゴロ−アルーシャ(泊)

8月15日(水) アルーシャ−ナイロビ−

8月16日(木) ドバイ(泊)

8月17日(金) ドバイ−香港−関空