南アルプス仙丈ケ岳(3033m)・甲斐駒ケ岳(2967m)[2012年9月8日〜9日]

日程

9月8日(土) 自宅3:08発−7:06仙流荘8:00−バス−8:45北沢峠8:58−10:10四合目−大滝の頭−10:30六合目−11:20八合目−11:58仙丈ケ岳頂上12:20−12:30千丈小屋12:50−13:20馬の背ヒュッテ−14:45北沢峠着 長衛荘 17:00夕食−20:00消灯
9月9日(日) 2:50起床−3:15朝食(お弁当)終了−長衛荘3:30−4:00仙水小屋−4:30仙水峠−5:45駒津峰−6:10六万石・八合目休憩6:20−直登ルート−6:55甲斐駒ケ岳頂上7:15−迂回ルート−8:10駒津峰−双児山−9:25北沢峠10:00−バス−10:40仙流荘−温泉・昼食−17:05自宅

9月8日(土)

 早朝、自宅を出発し北沢峠へ。今日は仙丈ケ岳へ。北沢峠に向かうバスに乗っているときには晴れていたのに、徐々にガスが出てきた。
樹林帯を歩く。

小千丈ヶ岳を通る尾根ルートを選ぶが、ガスで景色が見えない。

頂上。

千丈小屋で休憩。

千丈小屋から馬の背ヒュッテへの道はお花がきれいに咲いている。

ナナカマドの実が赤く色づいている。

今日の宿、長衛荘。

食事はおいしかった。生ビールは明日のことを考え断念。

9月9日(日)

 10時戸台口行きのバスに乗るために、3時半出発。私は今日は小屋に荷物を預け空身。雨具やフリースは夫や息子に預けるお姫様登山である。真っ暗な中をヘッドランプの灯りで登る。思ったより仙水小屋が遠い。仙水峠までのガラガラ道でルートを見失うが、何とか峠に到着。峠からの急登のあいだに徐々に明るくなってくる。空身にもかかわらず、この登りはきつかった。

六万石で休憩後、直登ルートを行く。岩場だがおもしろい。頂上到着。まだ誰も来ていない。

出発前の天気予報ははずれて、とてもいい天気になる。富士山、北岳、昨日登った仙丈ケ岳もよく見える。途中で追い越した男性が迂回ルートから到着。

下りは、迂回ルートを通って六万石へ。登ってくる人とすれ違う。
駒津峠からは双児山を通って長衛荘へ降りるルート。コースタイムは1時間50分なので、コースタイムどおりでちょうど10時着。まず、バスには間に合うだろうと一安心。たくさんの人が登ってくる。8時ごろバスで到着した人たちか。双児山の登りからずっと樹林帯。足元に根が出ていて歩きにくくスピードが出ないが、それでも下りは楽だ。途中から人が途切れ、誰もいない中をどんどん下る。30分前に北沢峠に到着。のんびりバスを待つ。

感想

 昨年に続き南アルプスへ。1日目の仙丈ケ岳はさほど人も多くなく、まだお花も咲いていて気持ちよく歩けた。午後からガスが出てきたので頂上付近の眺望がよくなかったのが残念だった。日曜日の天気予報は雨だったが、思わぬ好天に恵まれ、南アルプス一望となった。前日の疲れもあったのか甲斐駒ケ岳の登りはきつく感じたが、早出したおかげで、直登ルートは一番乗りで登りやすかった。バスを利用しなければならないので、アクセスに時間がかかるが、帰りに温泉に直行できるのがいい。