あけましておめでとう

1月7日、遅ればせながら、あけましておめでとう。
年末年始、家事に忙しく、ようやく今日から通常の毎日が始まりそうだ。いろいろな人と会うたびに、それはとても楽しいのだが一方で「あなたは何をしてきたのか」ときかれている気がして、無駄に年を重ねている自分が少々寂しい。実際には何も聞かれないのだが。今年は、まず1歩前に進むを目標に前向きに。
図書館から借りて、年明けに読んだ本。

遥かなる水の音

遥かなる水の音

全く内容を確かめず、村山由佳の本だから借りた。昨秋にNHKのインタビュー番組で小説家としての心意気が印象的だったので。
舞台はモロッコ。4年前に旅行した場所なのでイメージはつかみやすい。すらすらと読めるが内容的には直木賞受賞作「星々の舟」のほうが読み応えあり。なぜ登場人物がそう思うのかいまいち理解できない。紀行文として読んでみると、フェズ、マラケシュ、ワルザザード、メルズーガ砂漠等、それぞれの場所の説明は的確でわかりやすい。ただし、私のイメージとはやや違う感じ。例えば砂漠。確かに景色は雄大だが、私たちが行けた砂漠はどうしても観光地化された場所という印象だったので。この本を読んで、モロッコ旅行の記録をほったらかしにしていたことを思い出した。手始めに、モロッコ旅行の記録をまとめることにします。