クヌギの切り株

3月にとうとう門の脇の大きなクヌギの木を切ってもらった。15mはある大木。秋になると大きな葉がばっさばっさと落ちて掃除に追われていた。近所の苦情もあったが、何より家の前が坂道で雨が降って濡れた葉ですべりでもしたら危険だ。専門の業者に来てもらい2日がかり。切っても急に落ちないようにひとつひとつの枝にロープをかけ、ゆっくり落とす。下では小さく切って処理とシステマティック。枝を掃って1本の棒にしたら、上から切るのではなく、上部を固定し、下から順に切って横に滑らし、だるま落しのように短くしていく。プロの技に感心した。道路脇の大木はだんだん切られる運命にある。残念だけれども。切り株の大きさにあらためて大きな木を切ってしまったのだという実感がわく。測ってみると直径57センチあった。

 ちなみ上のほうの枝は椎茸の菌を植えるのに頃合いの長さに切って置いてあった。太さもちょうど。椎茸栽培に夢が広がったが、表皮が硬すぎて向かないそうだ。やはりダメだったか。